10/01/28 18:30:01.80 J75nuIsg BE:890073465-PLT(12000) ポイント特典
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40代のサイトウさん(仮名)は、2年ほど前、契約社員として勤めていた都心の印刷会社を突然辞めた。
以来、都内の昔ながらの賑やかな住宅街で、両親とともに住んでいて、現在も仕事をしていない。
サイトウさんには、不登校の経験はない。ただ、都内の中学や都立高校に通っていた当時、学内は暴力で荒れていた。
同級生が怖くて、教室の中であまり話をしようとしなかった。友人を作らず、閉じこもるので、いじめの対象にされる。
「ネクラ」という言葉が流行っていて、クラスメートからは、そんなレッテルも張られた。
それでも、「学校を休んだら、ちゃんとした大人になれない」と言われ、頑張って学校には通い続けた。
そもそも、サイトウさんには結婚願望がない。外見はフツーの優しい好青年なのだが、これまで40数年、恋愛経験もないという。
「思春期がまだ終わっていないような気がするんです。
思春期の頃、友人たちと楽しく遊んだ疑似体験ができると、何となく癒されるんじゃないかと思っています」
実年齢と、心の年齢が一致しないという話は、引きこもり気味の人に共通する話だ。
いま、最もつらいのが、初対面の人から「何のお仕事されてるんですか?」と聞かれることだという。
「無職です」と答えるのも、カッコ悪いので「自営業の手伝いです」と、答えることにしている。
「35歳を過ぎると、企業に勤める道は狭まります。しかも、仕事できない状態は変わらないのに、
35を過ぎると、“あなたはニートではありません”と言われ、受け入れる場所がなくなるんです。できるなら、思春期の頃からやり直したいですね」
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