10/01/20 11:38:42.64 bzhsjjww BE:136186548-PLT(12000) ポイント特典
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御所市の「茅原だだえの歌」が、14日に吉祥草寺で行われた伝統行事「とんど」の奉納コンサートで80年ぶりに復活した。
地元の有志らが「だだをふみふみ村人は ソレ」など、とんどの様子を歌った名調子を披露。参拝者らの拍手を浴びた。
茅原区長の北谷敦美さん(68)によると、「茅原だだえの歌」は昭和5年に橿原神宮で開かれた県の芸能大会に出場する御所の歌として、
当時の掖上小校長の杉村俊夫さんと安川藤作さんが作詞。
同小音楽教師の吉村ユキノさんが作曲した。
その後、部分的に節を覚えている人はいたものの、全体は忘れ去られようとしていた。昨春、地元の歌を探していた北谷さんが市図書館で
蔵書の中から歌詞と譜面を見つけ、有志10人と公民館で練習を重ね、7月にテープに吹き込んでいた。
とんど初の奉納コンサートに出演した東京の尺八奏者、入江要介さんが、この曲を演奏することになり、北谷さんらが入江さんと共演して、
初めて人前で披露された。
「だだえ」の「だだ」は寒いので体を動かす「だだをふむ」から由来しているという。「茅原ナ 茅原み寺の左義長(とんどの意味)は
ソレ 役の行者のはじめ事 ヨイソラ…」で始まり、「空も焦がさん大たいまつの」などと歌われる。
北谷さんは「歌ってくれる人を探さなければならないが、今後も歌い継がれるものにしたい。市内の行事など機会があれば出演したい」と話している。
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