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千葉の民家火災で3姉妹の長女と三女死亡 「どうしてこんな事に…」→次女の奈佐瞳さん(14)の失火でした
千葉・市原市姉妹死亡住宅火災 1階の部屋にあった石油ストーブから出火か
22日未明、千葉・市原市で起きた突然の火災で、16歳と12歳の仲良し姉妹が犠牲になった。
火事を目撃した近所の人は「『何だろう?』と思って、急いで下へ下りて見てみて、外へ出たら向こうのお宅が、まず煙がすごかったんですね。
そのうち、あっという間に燃えちゃって、火の海なんです」と話した。焼け跡からは、長女で高校1年・奈佐 優里香さん(16)と、三女で中学1年・
栞里(しおり)さん(12)が遺体で発見された。
出火後、仕事から戻った父・昭一さんによると、次女(14)がいた1階の部屋にある石油ストーブから出火したという。
次女は、隣の部屋にいた母親のもとに駆け込み、逃げた。
この時、2階にいた長女・優里香さんと三女・栞里さんに声をかけ、優里香さんからは応答があったという。
次女は無事だったが、妻(44)は軽傷を負った。
奈佐さん宅の裏手に住む人は「(次女の)娘さんと奥さんが泣き崩れていましたよ。だんなさんに抱きかかえられながら。だんなさんがちょうど
帰ってきた時だったみたいなんですよね」と話した。
三女・栞里さんは、小学校の文集に、直筆のイラストともに、将来の夢を「イラストレーター」とつづっていた。
また、「もしも3億円が当たったら?」という質問に、栞里さんは「半使半貯! 使う分は欲しいモノをたくさん買う!!」と文集につづっていた。
優里香さんの高校の先輩は「演劇部で役者をやっていて、1年生の中では、先生からも最初に比べて成長したって言われてて」、
「(21日)午後7時14分の電車に乗ったので、わたしが電車内でずっと最後までいて、それが最後ですね」などと話した。
仲の良い姉妹に訪れた、突然の悲劇。
現場検証に立ち会った父・昭一さんは、「とにかく、何も考えられない状況です」と語っている。
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