10/01/16 20:00:09.51 ccyaTn9k BE:2762611968-PLT(12224) ポイント特典
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「神童」の悲しい末路、追跡調査で明らかに
2、3歳の幼児期に難読漢字を読んだり、全国数千の駅名を暗記したりするなど、
「天才少年」として注目された子供たちのほとんどが就学後いじめに遭うなど、
一般の児童より逆に厳しい人生を歩んでいることが文部科学省の調査で明らかになった。
この結果を踏まえ、同省では子供に安易な暗記教育を押し付けないよう注意を呼びかけていく方針だ。
文科省が昨年5月に立ち上げた「特殊児童進路追跡調査チーム」(座長:滑川濡夫・東大名誉教授)は14日、
幼児期に暗記や計算などで平均を著しく超える能力を発揮した特殊児童が、
その後どのように進路を歩んでいるのかを調べた追跡調査の結果を明らかにした。
調査結果によると、追跡対象である30人の特殊児童のうち10人の最終学歴が中卒、
また12人が高校を中退したあとフリーターなど非正規雇用の状態にあり、
大学に進学した残る8人も全員が一般企業に就職していることが分かった。
これら児童は将来的に研究職など知的分野に貢献すると期待されていたが、
実際には大学院への進学すらない状況だ。
これらの子供の多くがマスコミなどに「神童」として取り上げられたが、個別の面接調査では、
子供たちは小学校に入学したあとまわりの生徒から冷やかし気味に何度も駅名を暗唱させられたりなどしており、
子供がそれを拒むと教室内で孤立し、まもなくそれがいじめに発展していることが判明した。
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