10/01/13 23:57:26.83 h01t+B0i BE:1212979384-PLT(12557) ポイント特典
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【探訪 生物多様性 支え合ういのち】北海道・知床半島 シマフクロウ
■森に響く守り神の声
「ボッボ」「ボー」。北海道・知床半島。真夜中、森から不気味な鳴き声が響き渡る。地権者の許可を得て、川べりで待機した。
バサッ、バサッ、大きな羽音とともに姿を現したシマフクロウ。羽を広げた大きさは1・8メートルになりフクロウとしては世界最大級で、国の天然記念物に指定されている。
かつては北海道全域に生息していたが、大きな身体を維持するだけのエサになる魚、
小動物が森林の開発とともにその数を減らし、今では120~130羽に減少、絶滅が危惧(きぐ)されている
知床半島は平成17年に世界遺産に指定されたが、居住地と近いため、電線や車との接触事故も後が立たない。
国は足環による標識調査を25年前から行っており、これまでに取り付けられた個体は300羽以上。
平成5年からは保護に乗り出し巣箱を設置したり、一部地域での給餌を行っている。
それでも個体数は横ばいもしくは微増にとどまり、タンチョウのような増殖には結びついていない。
環境省釧路自然環境事務所によると、シマフクロウは群れではなく1つがいが1つから2つの川を縄張りにしている。
そのため子供が生まれても親離れ後は新たな生息地で独立せねばならず、知床の森だけではこれ以上の増加は望めないという。
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URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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