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アニメの主題歌や挿入歌という枠を超えて多様化し、一つのジャンルとして存在感を増す
“アニソン”。NHKの音楽番組「MUSIC JAPAN」で昨年八月に放送し、大きな反響を呼んだ
「新世紀アニソンSP」の第二弾が、十日放送される。番組の収録現場をのぞいてみると、
ブームの理由が見えてきた。
東京・渋谷のNHKホールは揺れていた。女性アーティストの出演が多いこともあって、観客の
男女比は七対三といったところ。意外と女子も頑張っている。同番組のナレーターを務める
アニソン界のトップランナー・水樹奈々ら、アニソンアーティスト計八組が次々に熱唱した。
観客は、折り曲げると発光するライト「サイリューム」を手にジャンプ。総立ちだ。それぞれ
イチ押しのアーティストはいるのだが、すべての出演者、すべての楽曲を、みんなが全力で
応援しているのだ。
「この参加感と一体感こそがムーブメントの底流にあって、アーティストにだけでなく(アニソンという)
ジャンルにもファンがついている。そこが、これまでと違うところ」と同番組の石原真プロデューサー。
「カタカナ四文字で『アニソン』とネーミングしたことによって、一つ突き抜けられた」と語る。
今のアニソンブームの本質を「二・五次元萌え」と表現する石原プロデューサーは「ファンの
間では、作品に登場する二次元のキャラクターと、その声で歌う三次元のシンガーとが薄く
オーバーラップしている」と指摘。「アニメのオープニング曲は一分半の芸術。耳に届きやすく、
説得力があるのは、そこにポップスの知恵が集約されているから」と、高い歌唱力や楽曲の
作品性もブームを押し上げている要因と説明する。
NHKホールの熱気もすごかったが、石原プロデューサーもかなり熱かった。「楽曲のクオリティーも
高い、歌唱力もある、ルックスもいい。売れているのに、今、音楽番組でアニソンに目を
向けない方がおかしい。アニソンSPは今後も続けていきたいですね」
東京新聞(一部略)
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