10/01/08 16:28:22.34 SriS6yrn BE:661633643-PLT(12000) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/gaku3.gif
セクシー衣裳も話題。藤原紀香主演ミュージカル『キャバレー』が開幕
藤原紀香、諸星和己、阿部力ら出演のブロードウェイ・ミュージカル『キャバレー』が1月7日夜、
東京・日生劇場で華々しく幕を開けた。1966年にブロードウェイで初演された本作は、
ライザ・ミネリ主演の映画版(1972年)でも広く知られる名作。近年ではサム・メンデス演出のリバイバル版(1993年初演)、
松尾スズキ演出のバージョン(2007年)などが記憶に新しい。
今回、注目の“最新版”『キャバレー』を手掛けるのは、大ヒット・ミュージカル『エリザベート』の演出で知られる宝塚歌劇団の小池修一郎だ。
舞台は1929年、ナチス台頭前夜のベルリン。
売れないアメリカ人作家クリフ(阿部)はこの町にたどり着き、キャバレーの歌姫・サリー(藤原)と恋に落ちる。
サリーはクリフの宿に転がり込み、やがて妊娠。だが価値観の異なるふたりはすれ違い始め、
同時にベルリンの町も不穏な時代の空気に包まれてゆく。そしてその一部始終を、
キャバレーの司会者・EMCEE(諸星)が冷めた眼差しで見つめている……。
オープニング、EMCEEがセリから上ってきた瞬間から客席のボルテージは一気に高まった。
彼が舞台中央に据えられた地球を弄ぶようにし、それがあるものに成り代わると、
舞台はたちまち1929年のベルリンへと飛ぶ。極上のトリップ感覚が観客の心を早くもワシ掴みにする。
EMCEEによって操られているかのような世界で、藤原演じるサリーは奔放に、懸命に生きている。
ボディスーツにガーターベルトのセクシーな姿ももちろんいいが、
“ただひたむきに幸せを求める女性”像が藤原自身とも重なるようで胸を打つ。
「生きるってことはキャバレー」と、力強くも哀切を込めて歌い上げるラストのソロ・ナンバー『キャバレー』が圧巻だ。
つづく
URLリンク(news.pia.jp)
URLリンク(image.pia.jp)