10/01/01 12:34:42.82 j+jYfQei BE:737824649-PLT(20072) ポイント特典
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千葉大教育学部の明石要一教授に子どもの変化を聞いた。 (聞き手・小川直人)
-育ち方の何が変わったのか。
「ちょいワル」をしなくなった。例えば幼稚園の節分行事。かつては自分から鬼になる子がいた。
逃げ回って「どうだ、強いだろう」と。ここ十年ぐらいは先生が鬼になる。遊びで「悪」を演じられなくなった。
小学三、四年生になると、昔は秘密基地造りをした。集団でおきてや秘密を共有し、徒党を組む練習になった。
ギャングエイジ(親しい仲間とだけ遊ぶ時期)と呼ばれるが、今の大学生は八割が秘密基地を造ったことがない。
五年生ごろから異性を好きになり、親友に秘密を打ち明けた。
いまの子どもたちは親友づくりができないから、秘密を共有する体験ができない。
秘密があるから親や先生に反発し、自我も育つのに。
-これらが暴力行為に関係していると。
家庭裁判所の調査官に聞くと、非行少年の共通点はギャングエイジを経験していないことだという。
集団にはルールがあり、カッとなっても「ここはやめておこう」と感情を抑制することを学べた。
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