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人工中絶：産婦人科医らが相談機関を開設
違法な中絶を行う病院の通報制度も実施へ
産婦人科医の団体が、妊娠中絶を考えている妊婦を救うため、相談機関を開設した。
30－40代の産婦人科医を中心として、違法な中絶手術を根絶する運動を繰り広げている「産婦人科医療を真剣に憂える医師たちの会（GYNOB）」は28日、
「いわゆる“未婚の母”や、胎児に障害があるといった理由で、人工妊娠中絶を考えている妊婦が、専門家のアドバイスを受けて出産できるよう手助けする“プロライフ医師会”を発足させる」と発表した。
「プロライフ」とは、胎児の生命を尊重するという意味で、世界的に使われている言葉だ。
GYNOBは同医師会の活動を進めていくため、ホームページや相談専用電話を開設した。
また、GYNOBは来年1月1日から、ホームページを通じ、違法な中絶手術についての通報も受け付ける。
違法な中絶手術を行っている病院について通報があった場合、告発も視野に入れた段階的な措置を講じ、
また大学病院や国公立病院など、健全な医療環境を整える上で大きな責任がある病院をまず通報制度の対象とする方針だという。
金哲中（キム・チョルジュン）記者（医学専門）
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