09/12/25 14:29:58.08 xi8gerl3
>>312
ついでだからオランダの移民排斥運動の歴史について昔書いた奴も持ってきてあげる。
今後の参考にしなさいな。以下コピペな。
オランダの排外主義の黎明は911テロに端を発し、イスラムを攻撃したフォルタイン党の躍進に始まる。
フォルタイン党はネオナチのような攻撃的であったり、反議会的な態度をとらず、リベラル的であり、進歩的であった。
なにしろ党首のフォルタイン自身がゲイであり、ゲイの人権を擁護していたぐらいのものだから。
フォルタイン党の主張はシンプルだ。リベラルの目線からリベラルでないイスラムを攻撃する。
つまり、男女差別、同性愛への差別、人権無視のイスラム、政教分離をしないイスラムは後進的だ。
だから、ヨーロッパのリベラル的価値観を破壊し、人権や民主主義に危険を及ぼすイスラム移民を受け入れてはならない。
こう訴えた。
こうしてみるとオランダや北欧で現在躍進している「極右」と呼ばれてる排外主義者が
実は右翼の思想とは正反対の思想だとわかる。リベラルであるがゆえに反リベラル(イスラム)に対して不寛容なのだ。
EUでの排外主義の躍進と聞くと、右翼の台頭のように誰もが感じるが、実は違う。
男女差別反対主義者、同性愛者、人権派、市民、そして排外主義者をすべて取り込めたからこその躍進だ。
日本の右翼はここを勘違いしてはならない。
ネオナチごっこでは世界は変らない。