35歳の平均年収 1997年:500~600万 2009年:300万 「若い頃の将来像と違う」at NEWS
35歳の平均年収 1997年:500~600万 2009年:300万 「若い頃の将来像と違う」 - 暇つぶし2ch1: ペン(関西地方)
09/12/23 16:46:11.76 O6GysB2M BE:655704678-PLT(12000) ポイント特典
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 若い頃に思い描いていた「35歳」とは、どういう姿ですか?
そう問われて本作に登場する35歳の男性の一人がつぶやきます。
「いまじゃ想像もつかないですけど、間違いなく結婚して、子どもがいて、普通の家庭を築いているんだろうなと」。

 現在、この男性は埼玉県の職業訓練校に通いながら、再就職に向けて準備中。
電気工事士、ボイラー技士など彼が持つ資格は15個以上。どれも国家資格や都知事から
与えられる正式な資格ばかり。それでも、就職先が決まりません。
もともとトラック運転手として働いていた彼は、ビル管理会社に転職。最終的に年収が300万円を切るようになり、
再び転職を考えました。付き合っていた女性もいましたが、年収を理由に結婚は断念。
今も結婚はしておらず、アパートで一人過ごす日々を送っています。
 
 「団塊ジュニア世代」と呼ばれる現代の35歳。10年前ならば、35歳といえば家庭を持ち、
会社で責任あるポストを任され、社会を担っていくはずの存在でした。それが現在では低所得化、
未婚化、雇用の非正規化など、不景気のあおりを正面から受けています。
本書はNHK「あすの日本」プロジェクトとして放映された内容を再構築したもの。
1万人の35歳のアンケートデータから浮き彫りになる、35歳の「現在」をリアルに伝えています。

 たとえば、年収。1997年には平均年収が500万~600万円だったのが、現在は300万円台。
10年前よりも200万円は安くなっているのがわかります。35歳時点での出生率は0.86、また正社員の69%が、
会社に対して不安に思うことについて「収入が増えないのではないか」と回答しています。

 今のままでも十分目を背けたくなりますが、この先20年後の日本は「ゼロ成長」
「消費税18%」「医療費の自己負担額は現在の2倍」「失業率10%超」「年金30%カット」など、
想像したくもない社会になってしまう可能性があるのだそうです。現在、日本の失業率は5.1%。
15~24歳の若者に至っては失業率9.9%と、すでにその予兆は始まっています。

 今後、日本の社会はどこに向かっていくのか―。
今年を振り返りながら、2010年を迎える前に読みたい一冊です。

URLリンク(www.webdoku.jp)


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