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パナソニック世界最大プラズマ工場完成、テレビ単価5年間で70%下落。2010年テレビ事業は赤字見込み
URLリンク(osaka.yomiuri.co.jp)
パナソニックは22日、兵庫県尼崎市に建設した世界最大のプラズマテレビ用パネル工場「尼崎第3工場」の完工式を開いた。
42型から150型までの大型テレビを低コストで効率よく生産でき、
ソニーと韓国のサムスン電子、LGエレクトロニクスの薄型テレビ上位3社を追撃する体制が整う。
大阪湾岸にはシャープが10月に堺市に世界最大級の液晶テレビ用パネル工場を稼働させており、薄型テレビを巡る競争は激しさを増す。
大型の作業用ロボットが世界最大の150型用の巨大ガラス(縦2メートル、横3・5メートル)をつかみ、
クリーンルームに搬送する―。尼崎第3工場の無人工程の模様が同日、報道陣に披露された。
42型用のパネルなら、1枚のガラス基板から16枚を切り出すことができる。
2007年6月に稼働した尼崎第2工場の2倍で、生産コストは約2割減らせる。
11月初旬に稼働を始め、年明けから42型換算で月12万台の生産を本格化させる。10年秋までに30万台程度に引き上げる方針だ。
10年7月には兵庫県姫路市に液晶テレビ用パネルの新工場も稼働させる。
プラズマと液晶テレビを合わせた薄型テレビの12年度の販売台数を09年度(見込み)の2倍の3000万台に増やす計画だ。
パナソニックの森田研専務は「薄型テレビの需要は、人口の多い中国やインドなどで増えており、大型化も進む」と期待する。
ただ、増産計画の一方で、製品価格の下落は進んでいる。調査会社BCNによると、
売れ筋の32型の液晶テレビの平均価格は、04年9月に32万4600円だったのが09年9月には8万5600円と、
5年間で7割以上も下落した。パナソニックの10年3月期のテレビ事業は赤字になる見込みだ。
続きます
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