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日本コカ・コーラ、「爽健美茶」などのペットボトルに植物素材を使用
日本コカ・コーラは、植物由来の素材を使った次世代型ペットボトル「プラントボトル」を2010年3月から利用し始める。既存のペットボトルリサイクル工場で100%リサイクルが可能。ブレンド茶飲料の「爽健美茶」など3製品に採用する。
従来のペットボトルは石油由来成分100%だが、「プラントボトル」は一部を植物由来にする。サトウキビから砂糖を精製する工程で出る「糖蜜」をペット樹脂の成分に転換し、
全体の5~30%使用。形状や重量、強度は従来のペットボトルと変わらない。リサイクルも同じように100%可能。将来的には、植物由来100%のリサイクル可能なボトル開発を進める。
「プラントボトル」で販売するのは「爽健美茶」の500ml、350mlと、「爽健美茶黒冴」500ml、天然水「い・ろ・は・す」520ml、280ml。
「爽健美茶」「爽健美茶黒冴」は3月15日、「い・ろ・は・す」は4月12日に発売する。これら3製品で年間2045kL相当の原油使用量を削減する効果が見込まれるという。
3製品はボトルの前面に植物由来の素材を使用していることを示すマークを入れ、環境に配慮した製品であることを強調。
ほかの飲料にはない特徴として打ち出し、同社のイメージアップと売り上げ向上につなげていく。
コカ・コーラグループは「プラントボトル」を世界的に展開。既にデンマークで炭酸飲料に導入し、12月にカナダ、1月から米国で採用。
2010年中には日本のほか、ブラジル、メキシコ、中国に導入する。
日本コカ・コーラ、植物素材の次世代型ペットボトルを導入
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