09/12/21 19:14:15.39 H9gpab1u BE:527621074-2BP(3001) 株主優待
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長嶋一茂氏(43)への逆風は凄まじい。球界の御意見番として知られる広岡達朗氏は、息巻きながら語る。
「一茂の行為は野球人として考えられない。息子とはいえ、偉大な父の功績を処分する権利があるだろうか。
今回売却されたトロフィーやカップは、いわば選手が命がけでファンを魅了したことに対する社会からの評価。
ファンや、野球界に憧れる子どもたちへの裏切り行為でもある」
ことの経緯を簡単に振り返っておこう。福井県福井市の「スポーツミュージアム山田コレクション」には、
長嶋氏が受賞した様々な記念品、さらにはプライベートにおける愛用品などが展示されている。
一茂氏のグッズや証明書の類、双子の娘の靴もあった。
驚かされるのは、長嶋氏の最愛の妻であり、一茂氏の母でもある亡き亜希子さんのパスポートやノート、衣服、
加えて「マスコミ嫌い」で知られる長女・有希さんの姿が入った家族写真まで飾られていたことだ。
館長で、これらの品々の所有者でもある山田勝三氏によれば、「長嶋コレクション」は現在約1000点。
このうち、長嶋家に保管されていた品々は「全部一茂氏に頼まれて買った」といい、ミスターの了解を
得ているかについては「知らない」と答えた。
本誌報道により事態の詳細を把握したであろう長嶋氏は、あくまでファンを気遣ったという。
「ミスターは黙って記事に目を通し、無念だったのか、目に光るものまであったと聞きます。
一茂に対する怒りよりも、"ファンに心配をかけて申し訳ない"との想いが強いようです。
現在はミスターと同居している次女の三奈ちゃん(41)も初めて詳しい経緯を知ったようで、
怒りと悲しみに震えていたと聞く。2人とも、長嶋家から記念品がなくなったことは知っていたが、
その行き先や亜希子さんの遺品までなくなったことは知らなかったのです」(長嶋家に親しい関係者)
山田氏の元に売却された品々の中には、まだまだ疑問を呈さざるを得ないものがある。
たとえば、公的機関から長嶋氏に贈られた「スポーツ功労者顕彰」や「都民文化栄誉章」といった記念品。
これらはもちろん、長嶋氏に対する国民の感謝の気持ちを具現化したものである。
「当時のスポーツ功労顕彰の銀メダルは2万～3万円だったでしょうか。当然税金から賄われています」(文科省)
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