09/12/21 15:03:15.09 wrj4ncTC BE:2809479277-PLT(12000) ポイント特典
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休眠IPアドレス探せ…国内売買解禁へ
インターネットの住所にあたるIPアドレスの売買が、来年中に国内でも認められる見通しになった。
世界的なアドレス不足に備えた措置で、使われていない休眠アドレスの利用が活発になると期待される。
国内のアドレスを管理する社団法人「日本ネットワークインフォメーションセンター」(JPNIC、東京都千代田区)によると、現在の
インターネットの通信方式でのアドレスは約43億個が上限。既に9割が使用されており、残る約4億個も新興国のインターネット人口の急
増に伴い、2年以内に底をつくと予測される。
その対策として、数がほぼ無限大の次世代アドレスの利用も始まっているが、現行の通信方式と互換性がないため、普及が進んでおらず、
当面は現在のアドレスの需要が高い。休眠アドレスは世界中に約1億5000万個あると推測されており、その流通が活発化すれば、在庫切
れを1年程度遅らせられる可能性がある。欧州は1年前から、米国も今年6月から売買を解禁している。
日本に割り振られているIPアドレスは約1億個。追加需要が生じた場合、国際機関に申請して取得しているが、在庫がなくなると国内の
希望者が利用できなくなる恐れがある。JPNICで回収できた休眠アドレスは120万個程度に過ぎず、売買解禁による掘り起こしを狙っている。
JPNICは、インターネットプロバイダーや事業者同士による直接売買を認め、売買には関与しない。国内に続き、海外事業者との取引
もいずれ認める方針。
◇IPアドレス=インターネットに接続されているパソコンなどに割り当てられる数値。住所がわからないと郵便が届かないように、この
数値がないと、情報のやりとりができない。日本では、JPNICがアドレスの割り振りを決め、プロバイダーなどからアドレス数に応じた
維持料を徴収している。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)