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強盗犯に、５３歳のおばちゃんがカラーボール投げつけて命中！猛虎魂を感じる
群馬県伊勢崎市の郵便局で１８日、白昼に刃物を持った女が約１００万円を奪う強盗事件が発生した。
女は車で逃げたが、局員が投げたカラーボールが車に命中。目印となって伊勢崎署員が約１時間
１０分後に発見し、緊急逮捕した。
同署の発表によると、強盗容疑で逮捕されたのは、伊勢崎市田部井町、無職伊藤充枝容疑者（３９）。
同日午前１１時１５分頃、同市豊城町の伊勢崎豊城郵便局で、白いマスクをしてサングラスをかけ、
ジャンパーのフードをかぶった伊藤容疑者が、カウンター内にいた女性局員（３７）に刃物を突きつけ、
持ってきた手提げバッグを示して「金を入れろ」などと脅した。伊藤容疑者はさらに女性客（７６）を
羽交い締めにして「金を出せ」と脅し、女性局員が金庫から差し出した現金約１００万円を奪い、
軽乗用車で逃げた。局内にいた女性局員３人と客２人にけがはなかった。
伊藤容疑者が郵便局の前に止めてあった車に乗り込んだ際、局長代理の女性局員（５３）が
カラーボールを投げ、車後部に当たった。
１１０番を受けて緊急配備についた署員が午後０時半頃、約３キロ離れたコンビニ店の駐車場で、
後部の左下がオレンジ色に染まった白い軽乗用車を発見。伊藤容疑者が容疑を認めたため緊急逮捕した。
「借金に困ってやった」と話しているという。
同署幹部は、カラーボールを命中させた女性局長代理について、「早期逮捕につながり、
大手柄だった」と感謝していた。
（2009年12月19日09時06分 読売新聞）
URLﾘﾝｸ(www.yomiuri.co.jp)
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