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「男の里親が悪い」
那智 文江(民衆法廷陪審員 61歳 東京都)
女性が里子として引き取っていた女児を虐待して逮捕されるという、
実に痛ましい事件が起こった。女性は罪を認めてしまったそうだ。
検察側の冒頭陳述では、「正しい生活習慣を身に付けさせようと叱っても
改善されず、いらだちを感じていた」「夫にだけ懐く女児の態度に『女性』
を意識し、嫉妬心から攻撃したいと思った」との指摘があったそうだ。
だが、ちょっと待って欲しい。
以上の経緯を聞いてみると、罪は当の女性ではなく、夫である男のほうに
あるのではなかろうか。
まず、被害女児が母親ではなく父親にだけ懐いていたというのが、そもそも
女児への性的な虐待を思わせる異常な事態だが、それはさて置いたとしても、
女児から懐かれているのなら、当の父親にこそ女児に対して、正しい躾を
する必要があった。
そう。当の父親は女児に対して、自分ではなく母親に懐くように教える
義務があったのだ。理想の家庭というものは、父親と娘ではなく、母親と娘
が仲良くすることで上手く成り立つものなのであり、そうすることで、女児
に将来男批判の視点が養われてゆくからである。
そのことを理解していない男になど、家族を養ってゆく能力が備わっている
とは思えない。いったい何のために里子を引き取ったのか、当の父親はいま
いちど省みるべきだ。
それにしても、つくづく残念なのは、当の母親の攻撃が娘のほうに向けられて
しまったことだ。本来ならば、怒りの鉄槌を喰らわせるべきは、夫である男に
対してでなければならない筈だ。当の女性の落ち度は、そのことのみにある。