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恋人や元恋人とのプライベート写真がネット上に流出する被害が相次いでいる。
この度、編集部では、その流出被害に遭ったことのあるMさんとコンタクトが取れ、
インタビューを行うことが出来ましたので掲載します。
―経緯を教えてください。
「ある日、利用していた某SNS(※)に知らない人からのメッセージが何十件も入っていて、開いてみたら
自分の裸の写真がはられていたんです。ボーッとして息が上がって、しばらくして目の前が真っ暗になりました。
いつ、こんな写真・・・あっ、あの時のっ!という考えが頭の中で起きて。
写真は付き合っていた当時の彼が撮ったものでした。
この写真は私なんだなと 思った時、何でこの写真を知らない人が持っているのかとか色々考えが起きながら、
足が崩れ落ちました。なんか泣いてたらしいのですが、よく覚えていません。」
―その後は?
「状況を納得すると、もう怒りが・・・。電話掛けて怒鳴りました。
彼氏は、ただ“ごめん” としか言わなくて。もう、殺してやろうくらいに思いましたね。
次の日に職場行くと、皆、 よそよそしくて。今まで大して話さなかった男性職員が、
私のことチラチラ見てるんですよ。
あ・・・みんな、私の裸見たんだ・・・って思った瞬間、もう駄目でした。
その日は上司が帰れと言ったので帰宅して・・・そのまま職場には行かなくなりました」
現在は地域のスクールカウンセラーとして社会復帰したというMさん。
―どうやって立ち直ったのですか?
「ずっと、ただ皆が忘れてくれるのを待っていたんですが、なにか私の裸を連想させる言葉が出る度に、
ネット上で私の本名や画像が繰り返し張られて。1年ほどはショックで実家にひきこもってたんですが、
ある日某掲示板(※)を見ていてふっきれたんです。画像がはられる度に、みんなが「もう許してやれ」
「もう許した」と言ってくれたんですね。もう開き直るしかないなと思って。
自分の経験を活かして、人を勇気づける仕事をしようと。」
今では某掲示板(※)に自分の話題が出たときには、第三者を装って話題を盛り上げることもあるという。
そんな前向きな姿を見て、筆者も大いに勇気づけられた。