09/12/11 22:05:31.18 JIvmEIGT
義足の小4が「勇気」の作文 将来の夢は白井のり子さんのような作家
生まれつき左足がなく、義足をつけて生活している熊本県南阿蘇村河陰、久木野小4年藤崎未夏(みか)さん(10)が勇気をふるった体験をつづった作文が内閣府のコンクールで受賞。
6日の本紙編集手帳であらすじを紹介したところ、「涙が止まらない」「元気をもらった」「全文を読みたい」といった反響が学校や内閣府などに寄せられ、共感の輪が広がっている。
作文の題は「気持ちを伝えたい」。今月3~9日の障害者週間に合わせて内閣府が募った「心の輪を広げる体験作文」小学生部門で総理大臣賞に輝いた。
母親の京子さん(34)によると、未夏さんは歩き出した頃から義足で暮らす。久木野小は阿蘇山のふもとの山あいにあり、1学年1クラス、児童数115人の小さな学校だ。
今年5月、運動会の練習で半ズボンをはいた時、ひざ下につけた義足を初めて見た1年生から「にせ物の足」と言われた。
「義足を知らないだけで悪意はないはず」と担任教諭に勧められ、勇気を出して、1年生の教室でありのままを話した。理解は広がり、未夏さんはショックを乗り越えた。
そんな体験を作文にした。1年生は今、「来年入学する子には自分たちが話すから大丈夫」と言ってくれる。「思いを伝えることができ、気持ちが楽になった。
同じように悩む人が、『思い切って伝えてみよう』という気持ちになってもらえればうれしい」と未夏さん。
将来の夢は作家。日々の出来事を作文につづり、いろんな経験を積もうと、4月からはバスケットボール部に所属。パラリンピック出場が目標だ。
作家を志すきっかけは、サリドマイドによる薬害の被害者で、半生が「典子は、今」という映画にもなった熊本市の白井のり子さん(47)が3年前、学校に講演で訪れ、著書をもらったことだった。
両腕が不自由でも、一人で身の回りのことをこなす生き方に感動した。
(続きはソースで)
URLリンク(kyushu.yomiuri.co.jp)