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愛媛県認知度調査：「みかん」などは知っているのに 位置の正解７割弱 ／愛媛
県は４日、東京都在住者を対象にした愛媛県の特産品や観光名所などの
認知度の調査結果を発表した。愛媛の特産品や観光名所について、
「みかん」を約９割の人が知っていると答えたが、愛媛県の位置を正解したのは７割弱。
一方、都市伝説として話題になった松山空港の「みかんジュースの出る蛇口」は１３％と
小説「坂の上の雲」に拮抗（きっこう）する知名度を持つ結果が出た。
県によると、今年８月、リサーチ会社「ヤフーバリューインサイト」に委託してインターネット調査を実施。
東京都在住の２０歳以上の６００人からの回答を集計した。
調査によると、「愛媛県」の正確な位置を白地図で選択できたのは全体の６８％。
愛媛以外の四国３県や愛知県などと混同する回答が３２％あった。
また、愛媛の特産品や観光名所の認知度調査では、上位５位に「みかん」▽
「坊っちゃん」▽「道後温泉」▽「夏目漱石」▽「いよかん」が入った。
先月放送が始まったＮＨＫドラマの原作小説の「坂の上の雲」は１４・３％。
小説の舞台となった松山市は「テレビでのＰＲが盛んになったのが１０月以降。
今から知名度が上がるでしょう」（市観光産業振興課）とコメントした。
また、愛媛県が生産量日本一のキウイフルーツは３％、裸麦は０・８％とほとんど知られていなかった。
県広報広聴課は「みかんジュースの出る蛇口のように、意表を突く売り方や、
み合わせをすれば認知度が高まることがわかった。今後の広報戦略に生かしたい」と話していた。
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