09/12/04 22:13:25.90 K6yfmfTU BE:413759647-PLT(34102) ポイント特典
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真鶴に「西部警察消防車」
かつての人気テレビドラマ「西部警察」で使われた消防車が、真鶴町に配備された。
石原プロモーションが劇用に使った高所放水車だ。真鶴半島のお林展望公園に配備される。
真鶴半島自然公園内で万が一火災が起きた際、江戸時代から植えられてきた貴重な「御林」（魚つき保安林）を守る。
配備されたのは、長さ約１０メートル、幅２・５メートル、重量１４・６トンの大型車。
高さ２２メートルのアームを伸ばすと、毎分３・８トンの水を７０メートルの射程で放水できる。
１０年ほど前に車検切れになったが、町は車検を取り直し、車庫を新設した。
町は湯河原町消防署に消防業務を委託し、自衛の消防団に中型ポンプ車などを配備している。
地形が複雑で幅員の広い道がそう多くないことなどから、はしご車など大型消防車は持っていなかった。
「西部警察消防車」は消防団が使うことになる。
石原プロモーションは高所放水車について維持管理に責任をもつなどの条件をつけて、全国から引き取り希望を募った。
町によると、６５件の応募の中から、「自然保護に実際に使用する」点が認められ、射止めることができたという。
初日の出スポットで知られる真鶴岬の自然公園のうち３０ヘクタールの特別地域が今年２月に県天然記念物指定を受けた。
樹齢３５０年高さ４５メートルになるマツも多い。
小田原藩が城下町の火災の復興に備えてマツを積極的に植え、「御林」と呼ばれた。スダジイやクスノキの海岸部特有の
照葉樹の巨木もあり、半島は豊かな漁場になったことから、魚を寄せる「魚つき林」とも呼ばれている。
一帯は１９５２年に町有林になった。半島はバスが通る県道が巡る。
１月にあった贈呈式では、渡哲也さんら西部警察の出演者らによるイベントがあり、３千人近い町民が訪れた。
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真鶴町に贈られた「西部警察消防車」＝同町提供
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