09/12/02 11:17:17.57 vSJFc32y BE:146883252-PLT(12000) ポイント特典
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来年の漁獲枠が4割近く削減されることになった大西洋と地中海産クロマグロの日本向け現地価格が値下がりしている。
先行き供給の先細り懸念がある一方、世界最大のマグロ消費国、日本の消費不振が輸入価格の下げ要因となっている。
この年末年始も、昨年より安く高級マグロが店頭に並びそうだ。
スペインやマルタ、トルコなど地中海産の養殖マグロを扱う国内の輸入業者らは今月上旬から、
年末以降に冷凍や生で販売する魚の仕入れ価格交渉を開始。いけすから取り上げた直後の価格は、
200キロ以上の大型魚で「昨年比4割安の1キロ当たり1500円前後でほぼ決まる見通し」とマルタ産などを扱う輸入商社は言う。
国内で多く流通する頭や骨などを取り除いた冷凍のブロック(4つ割り)の卸値も、
「キロ当たり3000円前後と昨年より1500円近く安くなりそう」(築地魚市場)と卸会社はみる。
安値要因は、消費の落ち込みに伴う過剰在庫。冷凍クロマグロの在庫は「年間の消費量に相当する2万トン以上あるだろう」
(大手水産会社)とされ、その大半が「現地価格が高かった昨秋のリーマンショック以前に取引されたもの」(同)という。
安く処分できない昨年からの在庫が重荷となって、大手商社などが今年の買い付けに慎重になっていることも、現地価格の下げ要因だ
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