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鳩山首相 大戦の『和解』目指す 東アジア共同体構想 2009年11月16日 朝刊
【シンガポール=古田哲也】
鳩山由紀夫首相は十五日午後、シンガポール市内でアジア外交に関して政策演説した。
首相は「日本の新政府はアジア外交重視を宣言する」と表明。
自ら提唱する東アジア共同体構想をその柱と位置付けた上で、過去の戦争でアジアに与えた被害に言及。
同構想によってアジア諸国との「和解」を目指す考えを示した。
オバマ米大統領が十四日の政策演説で、アジア諸国との関係強化を訴えたことについては
「歓迎したい」と表明。
「日米同盟は引き続き日本外交の基軸だ」と強調するとともに
「アジアにおける米国のプレゼンスはアジアの平和と繁栄に重要な役割を果たす」と述べた。
首相は過去の戦争について「日本はアジアの人々に多大な損害と苦痛を与えた後、
六十年以上がたった今も、真の和解が達成されたとは必ずしも考えられない」と指摘した。
さらに二度の大戦を経て欧州連合(EU)へと発展した実例に触れ
「欧州の経験こそが私の構想の原型」とした。
共同体構想の進め方については「開かれた地域協力の原則に基づき、関係国がさまざまな分野で
協力を進めることで、共同体の網を幾重にも張る考え方だ」と強調した。
具体的な協力分野として
(1)地域の経済連携強化(2)地球温暖化対策(3)大規模災害発生時の救助活動
(4)海上交易の安全-などを挙げた。
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