09/11/15 16:30:39.75 EVRLXnXT BE:1322395283-PLT(12724) ポイント特典
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●サービス業にも飛び火
トヨタ自動車が仰天プランを固めた。トヨタ本社営業部門の社員を3割削り、
BRICs(新興国)に配置転換するというのだ。この方針が正式に決定すれば、
約1000人いる営業社員のうち、300人が一気に新興国に異動することになる。
海外は北米重視でやってきたトヨタの一大方針転換だ。狙いはどこにあるのか。
「トヨタは自動車販売の主戦場を北米と新興国の2つの市場とする決断を下したのです」
こう指摘するのは、経済ジャーナリストの小宮和行氏だ。そのウラには国内営業の頭打ちがある。
今年はエコカー減税などで売れ行きがいいが、あくまで来年3月までのこと。
その先は現状維持がせいぜいだから、新たな市場を拡大する必要に迫られていた。
「トヨタがBRICsの中でもっとも力を注ぐのは中国です。
中国の自動車販売は今年1200万台に達する見込みで、北米を抜いて世界最大のマーケットになる。
ライバルの日産が中国内陸部に進出して収益を大きく伸ばしていることもプレッシャーになったはず。
市場を押さえる最良の策は先手必勝。これ以上後れをとるわけにはいかない
という思いが経営陣を突き動かしたとみて取れます」(小宮和行氏=前出)
トヨタが動けば時代が変わる。国内最大の産業が中国シフトを取れば、
他の産業の営業社員も中国への配置転換は避けられない。
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