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岩城信嘉展:没後1年、非凡の石彫家回顧--富山・砺波市美術館 /北陸
◇アースワークを写真、ビデオで紹介
昨年11月、73歳で亡くなった富山県南砺市の石彫家、岩城信嘉さんの生前の仕事を振り返る「N291岩城信嘉展」が
砺波市美術館(富山県砺波市高道)で開催されている。12月20日まで。
岩城さんは同県の旧城端町で10代続く石材店の家に生まれた。早くから美術作家を志し、24歳からは石彫を手がける
ように。83年には「風の譜」で第10回現代日本彫刻展(毎日新聞社など主催)で大賞を受賞した。
84年から始めた「アースワーク」は、石川県羽咋市の千里浜で波打ち際に立てた巨石を潮の干満で倒したり、南砺市の
大地に幅数十メートルもの大きな穴を掘るなど、大がかりな仕事で、89年には米国・サンディエゴでも創作を成功させた。
没後1年を機に企画された今回は、これらアースワークを写真やビデオで紹介。また晩年に手がけた19点の木版画
シリーズは、米の自由化や事故米問題に揺れる世情を嘆いた作品で、岩城さんの批判精神がうかがえる。
同館の末永忠宏学芸員は「これだけの仕事に真正面から取り組んだ作家はいない。作品から表現の素晴らしさを感じて
ほしい」と話している。一般500円、高校生以下無料。詳細は同美術館(0763・32・1001)。【青山郁子】
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