09/11/05 15:07:56.02 AZIgVbcO BE:117090252-PLT(12000) ポイント特典
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才能は、育てることはできても、ゼロから作ることはできない。
だから、ボクは最近「才能のある新人が、できるだけ沢山サンデーに来てくれるには、どうしたらいいか?」
ということばかり考えている。
昔は新人は掃いて捨てるほどいたかも知れないけど、
今は探して探して、逃がさないように大事に育てないといけないと思う。
少子化だし、マンガ連載のきつさも誰もが知るところ。マンガを描こうという新人はどんどん減っていく。
今取り合いになっている100万部出る人気作家もその固定ファンも、いずれ年老いていく。
このまま行くと、不特定多数に発信できる雑誌は消滅し、高いレベルでマンガ家を縛るシステムがなくなり、
漫画家は完全に偏在化して自分のことだけを見てくれるファンのためだけに描くようになる。
この状態だと最高レベルの才能でも国民的な作家になれないし、
今までだと雑誌というプレッシャーのおかげで成長できたはずの才能が中途半端なまま終わってしまう。
特にエロパロ美少年美少女を描けないタイプの作家がマンガで食っていくことができなくなる
(今でも食っていけないけど)。今でも、マンガは自律的アートの世界になってきてる。
アートになると文化としては一段落ちてしまう。
あらゆるマンガ雑誌ががんじがらめのなか、サンデーがもし、その本質を見極めてくれれば、
今の不況を乗り越えた後、ジャンプを抜くことだって可能だとボクは信じておるのだ。
そういう状態になると、ボクは多分淘汰されているだろうけど、漫画界全体がレベルアップしていれば、
セカンドレベルでも食っていける。それなら淘汰されても安心だ。
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