09/11/03 12:20:00.26 xlCQIBdj● BE:190404094-PLT(14411) ポイント特典
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地上10階建ての巨大パチンコ店の建設計画が、四日市市の近鉄四日市駅前で進められている。
敷地面積は3000平方メートル以上で、2~10階は約500台が入る無料駐車場の予定だ。
工事の概要を知らせる看板を見るまで、計画を知らなかった地元の住民たちは困惑。
慌ててパチンコ店側に要望書を出したが、双方の議論はかみ合っていない。
パチンコ店が出店を予定しているのは、駅の北口改札を出てすぐ東側。かつて三交ホールディングスが
経営するボウリング場があったが、2007年1月に廃業した。土地を所有していた三交不動産によると、
ビルの活用法が具体化せず、不況のあおりも受けてことし1月に売りに出した。購入したのが、
パチンコ店経営のキング観光(桑名市)だった。
「まさかパチンコ店になるとは」。地元自治会の辻俊文会長ら住民は6月、ポストに投げ込まれた
建設計画書などで初めて計画を知った。「最初は建設を阻止したい気持ち」(辻さん)で、
自治会や商店街の振興組合などで対策協議会をつくったが、「土地の売買が成立した後では、
もう反対は難しかった」。
7月には、1階にカフェやブティックを入れることや、駐車台数の削減などを文書で要望したが、
10月上旬には「駅前通り側の緑の保全や色彩への配慮のみ」へ要望を絞り込んだ。
協議会側は現実的に交渉できる内容にしたつもりだった。
しかし、キング観光の権田盛秀社長とはいまだに話し合いはできていない。市の中高層建物等の建築に
係る紛争を防ぐ条例に基づき、10月下旬に開かれた2回目の住民説明会。権田社長は「店舗を2階にしろとか
駐車台数を減らせとかは、経営の根幹にかかわる話で到底のめない」と喝破。「商店街にも相乗効果がある。パ
チンコへの偏見はやめてほしい」と出席者の口をつぐませた。
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