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かんぴょう入りつくだ煮好評 新米の味引き立つ／滋賀・ＪＡこうか【近畿】
掲載日：09-10-28
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【滋賀・近江】甲賀市の伝統野菜「水口かんぴょう」と「杉谷とうがらし」を使ったつくだ煮を、ＪＡこうかと大津市の食品メーカー、
ゆば富士が開発した。ＪＡが原料を供給、ゆば富士が加工し、ＪＡが販売する。１０日から売り出したところ、「新米の味が一層引き立つ」と
好評だ。
売り出したのは「ゆばの佃煮（つくだに） 忍（しのび）」。同市水口町にあるＪＡこうか直売所ＪＡグリーン花野果市の本店と、
湖南市の同石部店で限定販売。販売時期も１１月上旬までに限定している。
各食材の配合比率などは試作・試食を重ねてきた。９月に県庁で開かれた県産農水産物「魅力」向上事業成果発表会で紹介し、
「かんぴょうの食感、ほのかな辛味のトウガラシ、おいしいです」と嘉田由紀子知事の絶賛を受けた。
甲賀忍者の里・甲南町の伝統トウガラシをみじん切りで“忍ばせ”ていることなどから、ネーミングに忍を入れた。透明ポリ袋詰め
（８０グラム）４５０円で直売所店頭に並べた。
「白ご飯に合い、新米の味も一層引き立つ」などと早くもリピーター（再来訪者）も誕生している。
「水口かんぴょうに着目していた。使いやすく、味も良い」と、ゆば富士。ＪＡこうか特産課の永坂悦美営農指導員は「販売は
１１月上旬までで、７、８日のＪＡ大農業祭でもお披露目販売をする予定。今後もトウガラシ収穫シーズン中の人気製品として
定着させたい」と話す。