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<日経>◇ソフトバンク、連結累損を7年ぶり解消 4~9月、最高益更新
ソフトバンクが2009年9月末で連結の欠損金(累積損失)を7年ぶりに解消したもようだ。4~9月期の連結純利益が前年同年比46%増の
600億円程度と過去最高を更新し、高速通信インフラ事業への参入などで一時は3000億円近くに達した欠損金を消したようだ。主力の携帯電話事業がけん引し、
財務上の「負の遺産」を一掃した。
4~9月期の連結売上高は同3%増の1兆3700億円程度、営業利益は22%増の2200億円程度だったようだ。
携帯電話は新規加入から解約を差し引いた純増数は68万件強と同35%減ったが、業界内で首位を維持した。中でも米アップル製の
新型端末「iPhone(アイフォーン)」が伸び、データ通信による収入の拡大に寄与し、新規顧客の獲得費用増加を吸収したようだ。
主要連結子会社のヤフー、2つの固定通信事業も増益を確保したとみられる。
純利益が大幅に増えたことで、3月末で512億円あった連結欠損金がなくなったもよう。「Yahoo!BB」のサービス名でADSL事業に参入した当初、
普及促進のため街頭でモデムを無料配布するなど費用計上が先行した。02年3月期から4年連続で最終赤字に陥った。02年9月末には連結欠損金が発生し、
05年9月末には2802億円に膨らんでいた。
しかし、ADSL事業が黒字化したほか、06年に買収した携帯電話事業が収益源に成長。ヤフーも着実に増益を続けており、過去にため込んだ
損失を事業収益で一掃したようだ。
連結欠損金の解消により、同社の課題である財務体質の改善が一歩進んだ。今後は格付けの改善など資金調達コストの低減につながる可能性がある。
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日経新聞朝刊より