09/10/19 09:26:49.71 s9AJ9wbH BE:1424117186-PLT(12001) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/u_nyu.gif
一方的に語る、見下す、イケメンひいき…ビデオ「あっと驚く大学授業NG集」で教育改善 山形大
講義に出席しない学生は昔から問題視されてきたが、近年、指導する教授や講師らの問題点を指摘する声が高まっている。
「一方的にしゃべり続ける」「学生を見下す」…。そんな“ダメ教授”の授業を、山形大(山形市)など4大学の教員らが選別、
学生らが演じた作品集として1本のビデオにまとめた。その名も「あっとおどろく大学授業NG集」。
少子化による大学全入時代を迎え、教育や生徒の質の低下を食い止める一助にと期待が広がる。
「聞こえるかな」。定員200人ほどの講義室に入った教授は、後ろから3列目までにひしめき合うように座る約30人の学生に向かって、前に来るよう促すどころか、学生を気遣うひと言を口にした。
机に伏せて眠る学生や、おしゃべりする学生がいても淡々と話し続け、教室内の物理的な距離以上に、教授と学生の距離を感じさせる一方通行の授業が続く。
山形大の小田隆治教授らが「教授や学生のノウハウを集めて教育現場を改善させよう」と、ダメ教授の授業の事例を集めて作成したビデオのワンシーンだ。
ほかにも、全12パターンを収録。噴き出る汗が抑えきれないほど、1時間半のの授業を一方的に話し続ける教授や、難しい専門用語ばかりを多用した揚げ句、
学生に対し「君らにはわからないだろうけど」と吐き捨てる教授、家族などの身内自慢を繰り広げる教授も。
“イケメン”学生にだけ優しい言葉で甘い対応をし、ほかの学生をあきれさせる教授まで登場する。
少子化で学生数が減少し、「大学全入時代」に伴って、定員割れや学生の質の低下が問題視されるなか、
山形大は、文部科学省の大学教育改革支援プログラムの採択を受けるなど、教育現場の改善に積極的取り組んできた。
小田教授は「今まで以上に授業のレベルを高め、学生の確保や良質の学生を社会に送り出す環境整備が必要」と、ビデオを作った意義を説明する。
これまでは主に学生側の問題点が指摘されてきたが、「学生の意識や姿勢を変えられるのが教授」(小田教授)と強調する。
小田教授らは、「学生にあいさつできない」「問い合わせをたらい回しにする」など、ダメな事務スタッフらを集めた大学職員編の作成も進めている。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)