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毎日介護賞:「ヴィラくしはら」施設長・村岡さん、久留米支局長賞 /福岡
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◇「体動く限り」と意気込み
「09年毎日介護賞」(毎日新聞社主催、厚生労働省など後援、アフラック協賛)の久留米支局長賞に、
介護老人保健施設「ヴィラくしはら」(久留米市東櫛原町)の施設長で医師の村岡伸也さん(73)が選ばれた。
村岡さんは「評価していただき、感謝しています。これからも一人でも多くの方を支えていきます」と抱負を語った。【丸山宗一郎】
施設を開設したきっかけは約20年前、開業していた外科医院の患者に、本来入院する必要はないが、一人暮らしで世話をする人がいないため入院せざるを得ないお年寄りが増えたことだった。その多くは、認知症や体のまひを抱えていた。
核家族化が進む中、介護問題に危機感を持ち「医療人としてもう一仕事しなければ」と決意。私財をなげうって95年9月、施設を開設した。
認知症で徘徊(はいかい)するお年寄りのために、施設は中庭を中心に回廊状の造りで、空気清浄機能を果たす小さな滝を中庭に設けた。当時は画期的な施設として、医療関係者が見学に訪れていたという。
現在約120人が、入所または日帰りサービスで利用。生きがいを持って生活してもらおうと、
心肺機能と感性を鍛えるリハビリを兼ねた合唱や楽器演奏を取り入れるほか、週に1度の俳句会や、植木鉢での花の栽培など、アイデアは尽きない。
03年には、全国老人保健施設協会副会長を務め、介護についての市民向け公開講座を実施するなど、活動は幅広い。
長年の取り組みが評価され、06年には介護老人保健施設事業功労者として厚生労働大臣賞を受けた。「私に引退はありません。
体が動く限り、スタッフと協力してより充実した介護を目指します」と意気込みを話した。
〔筑後版〕