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温暖化防止へ自転車 盛岡地域で社会実験
県立大、盛岡大の教職員、学生を対象としたレンタサイクルの社会実験が、滝沢村の県立大で行われている。
同大で電動、普通自転車を貸し出し、通勤通学手段を車から公共交通や自転車に転換。県立大周辺地域の
交通の利便性を高め、二酸化炭素(CO2)の排出量削減を目指す。
社会実験は環境省の委託を受け、盛岡地域地球温暖化対策地域協議会が実施。13日から12月18日までの
約2カ月間、県立大の学生ボランティアセンター(千原愛代表)が貸し出し業務を行い、利用を呼び掛ける。
事業費は約200万円で、貸し出す自転車は電動自転車16台と普通自転車30台。千原代表(社会福祉学部3年)
は「初めての取り組みだが、とても有意義な活動。社会実験にかかわりながら、ボランティアセンターとしても環境に
関する活動展開を考えていきたい」と意気込む。
11月10日には車利用を控える「カーオフデー」を実施する。
県地域企画室の大坊哲央主任主査は「この活動を契機に学生らがCO2削減への意識を高め、長期的にさまざまな
ことにチャレンジしてほしい。活動が県内に広がることを期待したい」と話す。
利用料金は7泊8日コースの電動自転車が500円、普通自転車が200円など。貸し出し時間は正午から午後6時まで。
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