09/10/16 22:35:28.78 5o3JWKeB BE:892895074-PLT(12000) ポイント特典
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アニメ二次利用ビジネスの可能性を主題として10月15日から18日まで開催中の「JAM(ジャパン・アニメコラボ・マーケット)2009」。
初日は4人の著名アニメーターが登壇、キャラクターデザインの40年を振り返りながら、即興で絵を描くというシンポジウムを行った。
壇上に姿を現したのは芦田豊雄氏(スタジオライブ)、只野和子氏(スタジオびゅうん!)、渡辺敦子氏(スタジオライブ)、ゲストに井上俊之氏。
主に芦田氏が語り部となり、話が進んだ。3人はスケッチブックに、次々にキャラクターを描いていく。
アニメ草創期の『鉄腕アトム』に遡り、歴史を辿るように筆を進める芦田氏はアニメブームの端緒をこう語った。
「『ヤマト』がオタクを作りました。それまでにアニメーションを観る人に、人間という個体が描いている、という認識はなかったと思う。
(しかし『ヤマト』は)片一方は虫プロ調、もう一方は『空手バカ一代』というように、異なる絵柄が混在していた」
『美少女戦士セーラームーン』『ケロロ軍曹』で知られる只野氏のキャラクターデザインデビュー作、
『超獣機神ダンクーガ』(TBS系列/1985年4月5日~12月27日放映)に話題が及んだ際は、こうも言った。
「それまでのSFアニメはビニールで出来たような服装ばかりだった。ファッション雑誌を見てキャラクターデザインをしたのは、ダンクーガが最初だったように思う」
当時としては珍しく「いんどり小屋」というチーム制を掲げ、数人がかりでキャラデザにあたっていたが、これには明確な理由があった。
「名前があるから描いているんじゃない。描いたから有名になったんだろう、という主張です」
続く
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