09/10/13 11:49:12.11 aCdhwXW4 BE:894218292-PLT(12000) ポイント特典
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「羽田空港を国際ハブ(拠点)空港に」「成田は国際線、羽田は国内線という『内際分離』の原則を取っ払いたい」。
12日に飛び出した前原誠司国土交通相の発言に対し、成田空港の地元で困惑が広がっている。
事前の相談も説明もなく方針が発表されたことに、首長らは「八ツ場(やんば)ダムと同じ」と憤る。
「寝耳に水だ。成田は国際線、羽田は国内線という大原則を一方的に取っ払うことは民主的な対応とは言えない。
地元の意見を聞かずに決めるのは八ツ場ダムと同じ構図だ」。成田空港の地元・成田市の小泉一成市長は13日午前、朝日新聞の取材に対し、
前原発言を批判した。同日夕に周辺9市町で集まり対応を協議する。
成田空港は今月下旬、2500メートルに延伸されたB滑走路の供用が始まる。
やっと国際線の大型機が発着できる滑走路が2本そろい、国際空港らしい体裁が整うという矢先に冷水を浴びせられた形だ。
「課題だった都心からのアクセス改善のために、来夏に開業する成田新高速鉄道にも地元は多額の資金を出してきた。
『国際空港は成田が基幹』と言ってもらわなければ」と小泉市長は訴える。
地元商工業者らでつくる「成田空港対策協議会」の豊田磐会長は
「地域分断の苦しみを味わいながら、苦渋の決断として空港建設を受け入れてきた歴史を考慮していない」と批判した。
国交省幹部の多くは「羽田を徐々に国際化するということ自体は新しい方針ではない」と冷静に受け止める。
しかし、「羽田国際化」を巡って千葉県側との調整にかかわった経験のある職員は
「羽田と成田の関係は繊細な問題。これまでの歴史を踏まえて慎重に話を持って行かないと大変なことになる」と心配した。
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