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【21世紀の大学力】創価大学 渡辺一弘・工学部長
2009/10/10
■「光神経」で社会貢献
大学における「研究」はこれまで、一般には「何の役に立つのか」分かりづらいものが多かった。しかし近年、「社会貢献」が、教育、研究と並ぶ大学の役割として認識されるようになり、積極的な産学連携も行われているため、研究の成果が目に見えやすくなってきている。
創価大学はこれまで、産学連携事業において目覚ましい実績を残している。その流れの中で渡辺一弘工学部長兼社会連携・知的財産戦略本部長を中心とする画期的なプロジェクトが注目を集める。
--新しい技術を基にした産学連携事業の概要は
「われわれが推進する“SPAN Project”とは、ヘテロコア光ファイバーによる計測技術、超音波による室内測位技術、画像解析技術および個人認証技術を統合したユビキタスサービスを開発するものです。
ヘテロコア光ファイバーとは『i-Line光神経』と呼ばれ、従来の光ファイバーの一部に径が異なる領域を形成することにより、曲げに対する感度を飛躍的に高めたもの。
文部科学省の社会連携研究推進事業にも採択され、2008年に大学発ベンチャーとして株式会社コアシステムジャパンを設立しました。今月には、製品群の市場投入を加速するために、複数の民間企業との分業、協業を行うコンソーシアムもスタートしています」
--具体的に生活のどのような場面で役に立つのか
「まず、光神経を着衣に取り付けることにより、カメラを使用せずに身体の動きを計測することが可能になります。さらに光神経と屋内測位技術を組み合わせることにより、屋内での位置情報を正確に把握。
それを応用したロボットによる生活支援が可能になります。そのほか浴室事故検出システム、睡眠時無呼吸症候群の検診システムなど、生活上のリスク管理にも役立てることができます」
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