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東京都昭島市で8月、大学受験を目指して浪人中の男性(18)が胸を刺されて死亡したとされる事件で、
警視庁捜査1課が事件は自殺だったとの判断を固めたことが10日、捜査関係者への取材で分かった。
当初は母親が「息子はダイニングで男ともみ合っていた」と説明したため、捜査1課が殺人容疑で捜査に
乗り出したが、室内には外部から何者かが侵入した形跡はなく、現場の状況から自殺と判断した。
捜査1課は近く、捜査報告書を東京地検に送る。
捜査1課の調べによると、8月19日午前2時10分ごろ、昭島市中神町の都営アパートに住む保険外交員
の母親(38)が「息子が刺された」と119番通報。昭島署員らが駆けつけると、男性が自室のベッドの脇で
胸から血を流して倒れていた。
ベッド周辺には大量の血痕があり、遺体の近くに血のついた包丁が落ちていた。男性は搬送先の病院で
死亡が確認され、司法解剖の結果、死因は胸を刺されたことによる失血死とされた。
捜査1課の事情聴取に対し、母親が「悲鳴が聞こえて部屋を出たら、ダイニングで息子が見知らぬ男と
もみ合っていた。男は玄関から逃げていった」と説明したため、殺人事件として捜査が進められた。
だが、捜査1課で室内の足跡など現場の状況を詳細に調べたところ、外部から何者かが押し入った形跡は
確認されなかった。室内には荒らされたような跡もなかったという、
さらに、男性の胸や腕に浅い傷が複数あったことが判明。傷の状態から犯人と争った際にできたものでは
なく、自ら刺した「ためらい傷」とみられている。ベッドには包丁の柄を押しつけたような形跡もあった。
こうした状況から、捜査1課は男性がベッドに包丁を立て、その上に倒れ込んで自殺を図ったと判断した。
捜査関係者によると、母親は事情聴取に「(警察が自殺と言うなら)自殺なんでしょう」と話すようになったものの、
「見知らぬ男を見た」という説明は変えず、「私が見た男は何者なのでしょうか」「部屋から逃げた男が(自殺の)
原因を作った」などと訴えているという。
男性は当時、母親と弟(5)の3人暮らし。男性の知人によると、死亡する直前は自室にこもりがちだったという。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)