09/10/08 02:19:03.73 ZO9b6Fvh
流通コストがゼロにできるのであれば、それらは中間マージンであって無くてもいいもののはずです。
それら仲介でお金を取るのは搾取でしかありません。
ここで、どんなにコピーし放題でも、あたらしいコンテンツだけはクリエーターが作らない限り生まれません。
そのため、クリエーターに対して直接お金が払われるようになればソフトはコピーフリーでかまわないはずです。
ユーザーがお金を払わないのなら新しいコンテンツが作ってもらえないだけです。つまり、ソフトコンテンツ代は前払いであるべきなのです。
具体的にどうすればいいかですが、たとえばソフトウェアの代金はパッケージソフトでも後払いはやめて前払い基本にする、
新機能要望書き込みに課金するなり、フリーで出しといて次回作にカンパを募るなどいろんな手法があるでしょう。
カンパの手法では、人気があるフリーソフトが出せれば次回作に対する期待があつまってお金が集まる。
これは結果的に後払いと同じなので、中古システムと値崩れ現象がある現状と変わらないと言えばかわらないのかもしれませんが・・・
結局言いたいことは、匿名性保持技術の出現により、
デジタルコンテンツ流通は必ずパラダイムシフトせざるを得ない状況になるということです。
お上の圧力と従来の法・ユーザーのモラルに頼るのも一つの手ですが、
このやり方ではせっかくの高速ネットワーク資源が死蔵しますし、匿名性維持技術の発展で違法行為取り締まりのコストが無視できなくなっていきます。
特に日本は家庭向け回線だけ無意味に早くなっているので、世界で最も早くこれが問題化するでしょう。そして時間は後ろには戻りません。
とりあえずWinnyもある程度広まったことで、私の当初の目的(Freenet啓蒙)は達成できていて、
あとは匿名性などで問題出たら対処ということで基本的に放置になっていくとは思います。が、
技術面で興味のある方は今後とも時間を前に進めるのにご協力ください。Ver1.0目指して完成はさせますし、他の人が別のものを作るのも歓迎します。
もちろん、現状で人の著作物を勝手に流通させるのは違法ですので、βテスタの皆さんは、そこを踏み外さない範囲でβテスト参加をお願いします。
これはFreenet系P2Pが実用になるのかどうかの実験だということをお忘れなきように。