09/10/07 07:23:07.27 FRjiE459 BE:470421825-PLT(12273) ポイント特典
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食品から衣料品まで幅広く扱う総合スーパー(GMS)が不振から抜け出せない。09年8月中間連結決算は、
イオンが2期連続の最終赤字で、セブン&アイ・ホールディングスも大幅な減収減益だった。ともに店舗数を
絞り込み、事業構造を変えていく方針を強調したが、新たな成長戦略は見通せない。
イオンが6日発表した連結売上高は前年同期比3.1%減の2兆5266億円、営業利益は同39.5%減の
354億円だった。子会社のカード会社で140億円を特別損失に計上したこともあり、146億円の純損失
(前年同期は160億円の損失)だった。
目立つのは、売上高の5割を占める主力のGMS事業の苦戦だ。営業損益は71億円の赤字で、前年同期の
12億円の黒字から大きく悪化した。
昨秋以降の節約志向の高まりで、低価格路線の強化策に力を注ぎ、プライベートブランド(PB)を増やし、
「880円ジーンズ」も投入したが、思うような売り上げにつながっていない。GMS事業を手がけるイオン
リテールの来店客数は0.7%増とほぼ横ばいで、1人あたりの購入金額は6.8%減った。
8月中間決算は、グループの創業企業であるイトーヨーカ堂が上場以来初めて43億円の営業赤字に転落し、
閉店を検討する店舗数を30店規模に上積みせざるを得なかった。コンビニエンスストアや、現金自動出入機
(ATM)で稼ぐ金融事業で「穴埋め」し、連結営業利益は1181億円を確保したが、前年同期比20.2%減。
稼ぎ頭のコンビニ事業も営業利益を10.1%減らしている。
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