09/10/06 23:56:15.67 7pApagfb BE:1063952249-PLT(12072) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/a1.gif
ソニー一宮、2年連続国内4冠も射程圏内
敵陣内でボールを奪い果敢に攻めるスタイル。PCの好機は絶対に逃さないスキル。そして優勝にこだわるハート。
国体決勝の舞台でその3つを輝かせたホッケー成年女子の県代表、ソニー一宮が女王の座を守り抜いた。
「負けるために来たんじゃない」。ハーフタイム、主将のMF山本由佳理が叫んだ。決勝前半、何度もゴール前に迫るも局面でミス。
「自滅していた」と永井祐司監督。逆に不意打ちを食らうようにPCから失点して0―1で折り返していた。山本は続けた。「もっと闘志をプレーに出そう」
この言葉が選手たちを動かした。FW3人の位置に6選手を次々と入れ替え「相手が受けに回らざるを得ない」(永井監督)
スピーディーなスタイルで攻勢を仕掛ける。
後半9分、引き気味になった相手守備陣の間を矢のようなクロスがゴール前へ通った。「早く追いつきたい一心だった。
仲間がいると信じて打った」とDF村上藍。相手GKが弾き損ねたクロスをMF飯村美香が押し込み、同点のゴールを奪った。
そして同31分、この試合2本目のPCを獲得。「ミーティングから2本目は自分が打つと決まっていた。
プッシュの威力には自信がある。正直これで勝負が決まった、と確信した」と村上。豪快なドラッグシュートが決勝ゴールとなった。
「内容はどうあれ、勝つことが一番大切」とDF三浦恵子。2年連続国内4冠獲得へのこだわりが、選手の強いハートを生んでいる。
日本リーグなど全国タイトル制覇を示す4冠。国体で今季3つ目。「あと一つ。後半のようなソニーらしいプレーでつかみ取りたい」と主将山本は次を見据えた。
URLリンク(www.gifu-np.co.jp)