09/10/04 11:37:48.42 Vxxpz2Dq BE:3089772397-PLT(12000)
sssp://img.2ch.net/ico/u_ame.gif
それから2週間経過し、十勝は夜を徹して収穫の真っ盛り。コスモスが咲き乱れている。
マスコミは新政権の行方と自民党の混乱、そして事件・事故報道ばかり。
予想通り「危ない政権の危ない日本作り」が着々と進んでいる。そんな中JALの経営危機問題。
この問題は永年の労組中心の高コスト構造と甘い経営に尽きる。アメリカのGMと同じだ。
労組は「自分達の労働条件が悪化すると乗客の安全性が保証できない」と客の生命を人質に脅かしている。
新政権になれば、ますます労組の主張が通るだろう。だからこそ、日本と日本人を守るために自民党がしっかりしなければならない。
ところが・・・・・。党内議論は「若手に主導を渡せ」「上の人間は出て行け」「派閥をなくせ」・・・・。
党がおかしくなると感じた時に、毎回「セミ」のように騒いでいる。近くは、今回解散前、
遠くは今から16年前の記憶が私には鮮明だ。
平成5年、我々は負けて野党になった。(私は当選したが)。やはり、不況、悪天候で不作、
年末にはウルグアイラウンド(GATT、WTOの前身)で細川内閣は「無条件降伏」をした。
あの時も党内で上を下への大議論をやった。しかし、激論の末、石原慎太郎さんの下で
党再生の本格的議論が始まった。私も参加して、各分野ごとに、日本の為に党はどうなるべきか、
どういう政策を打ち出すべきかを連日議論した。そして一年後、政権政党に戻った。その前提は唯一つ「保守」であった。
そう、自民党の原点は「保守」なのだ。そして今こそ原点に戻るべきなのだ。
「保守」とは守るべきものを守り、保守すべきために改革する。そして国民の活力に
期待して成長のための戦略を描く。リベラリズム、ポピュリズム政権とどう区別し、対抗していくか。
しかし、前進―地球の中で生き残り、真に国民を守るために何をなすべきか。と言った議論が全く欠けている。
私を含め、「保守」議員の多くがいなくなったが、まだ残っている。
彼らがいかに保守の旗印をもう一度立て直し、日本を守り、真の意味で国民を守るかを真摯に議論してほしい。
心ある国民はそれを是非応援してほしい。
自民党は末期的だが、今こそ日本の保守の軸を改めて確立するために全力を尽くすべきだ。
さもなければ、日本は世界の中で埋没しながら自壊してゆく。
続く