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最後のメール
2009年9月27日
「がんの手術をして二年、しなければ数カ月の命」。このメールが、Kさんからの最後の連絡となった。
派遣切りに遭い、生活保護を受けていたKさんとは昨秋、金沢市であった貧困問題を考える集会で知り合った。
結局、手術を受けずにKさんは亡くなった。病院関係者によると「手術するか最後まで迷っていた」。
病床で「成功しても、体の自由が利かなくなる。その状態で、生活保護を受けながら生きるイメージができない」と話していたという。
悩むうちに体力を失い、四十代の若さで命を落とした。生死の縁で、何を考えていたのか。
「二年の重みを考えています」と締めくくられる最後のメールは、今も保存してある。(福田真悟)
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