09/09/27 14:27:55.59 onVQXtsu
死刑賛成派は
「家族や友人が殺されたら、加害者は絶対死刑にして欲しい。だから遺族感情を考えたら死刑は当然」
と主張する。もっともなのだが、こういう人達は国家権力を信頼しすぎなのではないかと思う。
特に冤罪によって、自分が国家権力に殺され得るという可能性をまるで考えていない。
国民は、国家権力を抑制するもの。
近代立憲主義における憲法とは、まさにその観点から成り立つもので、憲法とはあらゆる国家権力に国民が抑止力を与えるもの。
死刑に対して逡巡せずに賛成するのは、憲法に国民が愛国心を持つことを義務つけるべきとか主張する馬鹿と似ていて、
サッカーで言えば自分のゴールに向かってドリブルしてシュートを目指しているようなもの。