09/09/27 11:38:01.13 Dmoupl3f BE:22214467-PLT(17380) ポイント特典
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「草食系」ふんも人気 20キロ100円 とべ動物園特製堆肥
砥部町の県立とべ動物園が、園内で出る草食動物の排せつ物や動物が食べ残した餌などを堆肥(たいひ)に加工して販売し、
近隣の農家や園芸家の間でひそかな人気を呼んでいる。同園で健康管理されている動物のふんが原料という安心感や、
安さも人気の秘密。同園の担当者は「安くて安心・安全な堆肥で、おいしい米や野菜を作って」と呼びかけている。
同園では、動物のふんや食べ残しの野菜類、敷きワラなど、堆肥の<原料>となる1日約2トンの余剰物が出る。1988年の
開園以来、近くの農家が持ち帰っていたが、99年の家畜排せつ物法の施行でふんの野積みが禁止になったため、同園は、
ふんを堆肥化してから引き取ってもらうことで法の規制をクリアしようと、2001年に約3000万円かけて発酵堆肥化処理装置を
導入した。
同装置は長さ約30メートル、幅約5メートルで、中に入れられたふんなどを一日一回かき混ぜて発酵を促す。約2か月後には
鼻をつく刺激臭が消え、窒素やリンを含む良質の堆肥に生まれ変わる。
同園が06年9月から週1回、1袋(約20キロ)100円で販売し始めたところ、口コミで評判が広がり、今では近くの農家や園芸家ら
約10人が訪れ、大半が売れるようになった。年間の売り上げは34万円に上るという。
毎週買いに来ているという松山市久保田町、農業駄場政明さん(63)は「果物や野菜など、質の良い餌を食べた動物のふんなので
安心だし、市販の堆肥より安いのもうれしい。これで、おいしいキウイやスモモを作りたい」と話す。
袋売りのほかに、軽トラック1台分で1000円、2トントラック3500円でも販売している。問い合わせは同園(089・962・6000)へ。
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