09/09/24 16:23:22.14 kVpbAiD1 BE:1680329669-PLT(12000) ポイント特典
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秋風が流れるオフィス街を、リクルートスーツ姿の大学4年生が歩き回っている。出口が見
えない不況や、悪化するばかりの雇用情勢が災いし、来春卒業予定なのに就職の内定がまだ
もらえないのだ。「全力を出したのに」「自分の何が悪いのだろうか…」。“極寒”の就活(就職活
動)に、学生からは、ため息ばかりが漏れてくる。
東京都内の男子学生(22)は昨秋から活動を始めた。第1志望のマスコミ以外に製造業など
100社近くに応募したが、内定はまだない。最終選考寸前まで進んだ企業も2、3社あったが
落ちた。「一体何が悪くかったのか」と途方に暮れている。
大学で法律を専攻した女子学生(22)は昨年夏から活動を始め、まもなく1年がたつ。一般職
希望で35社の面接を受けたが内定ゼロ。不合格が告げられるたび「何を話せばいいのか、分か
らなくなった」。企業の採用減や募集中止の現実を見て、「何とかなる」と考えていたことが甘かっ
たと気付いた。
政治学専攻の男子学生(22)は金融2社の内定をもらったのに辞退した“ぜいたく”なケース。第
1志望のJRなど鉄道会社を目指し、来春は卒業せずに再び就活にチャレンジする。
「小さいころから乗り物が好きだった。加えて日本各地の観光資源を生かせないかと考えたとき、
運輸業界が志望の1番手になった」と話す。JR各社は安定志向の学生にも人気があり、競争は一
段と激しい。「悔いのないようにやりたい」と意気込んでいる。
リクルートによると、企業は不況で大量採用を控えているうえ、今年は有効な人材を獲得しよう
と学生を「厳選」する傾向がより進んだ。就職情報サービス会社、毎日コミュニケーションズの調査
では、7月末時点で内々定を得た来春卒業予定の大学生は76%。昨年の87%から大幅に落ち込
んでいるという。
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