09/09/23 20:22:30.66 UEw7UqkV BE:362859146-PLT(12200) ポイント特典
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日本の産業界は、「25%削減」への具体的な方策や道筋がみえないまま、
鳩山首相が国際公約したことに危機感や戸惑いを隠せない。
仮に25%すべてを「真水」と呼ばれる国内削減分で賄うとすれば、
「製油所から出る二酸化炭素をゼロにしないと達成できないぐらい大変なこと」
(石油連盟の天坊昭彦会長)だからだ。「25%削減」には、温室効果ガスを
年間約4000万トン削減する必要があり、これは国内の石油精製で生じる
年間排出量に等しい。
直嶋経済産業相は、「真水」だけでなく、海外からの排出枠購入や
森林吸収分なども含めて対応する考えを明らかにしているが、
鳩山首相の演説では、触れなかった。海外からの排出枠購入
などがどの程度認められるかも、今後の国際交渉次第だ。
さらに、鳩山首相が演説で意欲を示した「国内排出量取引制度」の導入や
「地球温暖化対策税」の検討には、経済活動を抑制しかねないとの懸念も根強い。
(2009年9月23日00時06分 読売新聞)
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