09/09/20 02:59:01.88 Brdl2B6U● BE:1399091876-PLT(12346) ポイント特典
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PHS大手のウィルコムは、10月から始める高速無線「XGP(次世代PHS)」のサービス対象地域を当面東京都心部に限定する。
従来、同時に始める予定だった大阪、名古屋への展開は遅らせ、都内での加入端末数も限定する。同社は24日にも私的整理の
1つで第三者機関が仲介する事業再生ADR(裁判外紛争解決)手続きに入る方針で、基地局設置など必要な投資が遅れていた。
ただサービス開始時期は10月として延期せず、事業の柱に育てることを目指す。
XGPは最大通信速度が毎秒20メガ(メガは100万)ビットと現行PHSの20倍以上。ウィルコムは4月から東京都心の一部地域で試験サービスを
行っている。本サービスには予定通り移行するが、加入端末は1500台に限定し、希望者に無償で貸与する。月額4000円前後と想定されるデータ通信料も
今年度いっぱいは無料とする見込みだ。
ウィルコムは携帯電話会社との競争激化でPHS加入者が減少。2009年3月期決算は黒字だが、過去の設備投資などに伴う1300億円近い
有利子負債が経営の重荷になっている。
同社は事業再生ADR手続きを活用して、三菱東京UFJ銀行など取引金融機関に約1000億円の債務の返済期限の延長を要請する方向で最終調整している。
現在のPHS事業はそのまま継続する。
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日経新聞朝刊より