09/09/19 14:59:37.05 AqG5IpLH BE:1009042087-PLT(12001)
sssp://img.2ch.net/ico/araebi.gif
つずいた
由実さんがそれに当てはまるとは言わないが、彼のためを思っての言動は心底彼のことだけを考えていただろうか?
心の奥底では彼を自分の思い通りにしたい。自分の理想に彼を当てはめようとしていたのではないだろうか?
健康のことはともかく、彼と友人に共通の話題もないと決めつけるのは由実さんの思い込みであり、
彼には仕事上でメリットのある人と付き合ってほしいという由実さんの価値観を押し付けていたのではないだろうか?
「確かに彼のためと思いながら、自分の好みを押し付けていたと思います。この半年間、
うまくいっていると思っていたのは彼の我慢の上に成り立っていた生活だったんです。」
それに気付いた由実さんは彼に今まで我慢させていたことを謝った。彼からは「僕の身体のことを心配してくれたのに言いすぎた。
でも友達のことはとやかく言ってほしくない」そのうえでもう一度やり直すことを提案されたが、断った。
「今までやってきたことは、すべて彼によかれと思ってやってきたことばかりなので、それをどうやって変えればいいのか、彼とうまくやる自信がないんです」
とりあえず同棲は解消するが、別れるわけではないので、友達のことも含め、自分の理想を彼に押し付けることはしないよう心がけるそうだ。
彼に限らず、私たちは知らず知らずのうちに、自分の理想や価値観を他人に押し付けていないだろうか?
たとえ主張していることは正しくても、相手の気持ちも考えずに押しつければ、親切の押し売りになる。
自分に対しても「こうでなければならない」と決めつけると、自分自身を追い込むことにもなりそうだ。
完璧な人などいないのだし、人にも自分にもフレキシブルな対応をするよう心がけたい。
URLリンク(news.livedoor.com)