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まるでナチス
★《日本を甘い言葉で崩壊に導く》
日本のマスコミは「年金崩壊」を唱え「貴方の政党はどうしますか」と盛んに煽るが、本当にそれで良いのだろうかと疑問を懐く。ヨーロッパのマスコミは絶対にやらない。
■「悪魔の密約 小沢一郎と日本共産党」[WiLL 2007年11月号 P41~42]と[Voice 2007年10月号]から要約
●小沢とヒトラーの共通手法
■そもそも年金問題を政治テーマ化することは民主主義の「最大の恥部」に触れるきわめて危険な行為だという、民主政治に求められる最低限の認識すら、マスコミを含め日本の政治全体がもっていない危うさが、今回はっきりと示された。
■税金を論ずるときには、人はまだ理性を残している。
払う税金は一銭でも少ないほうがいいが、政府がその税金をうまく使ってくれれば、自分たちに便益が返ってくるとわかっているからだ。
ところが政府からお金をもらう話になると、その金額の多寡をめぐる諍いや、もらえるかもらえないかの嫉妬が巻き起こり、有権者の理性は一瞬にして吹き飛ばされてしまう。
■そもそも、年金問題を政治のテーマにすることは、「我が政党に票を入れれば、年金をこれだけ給付します」と有権者に賄賂を握らせ、国民を総買収するようなものである。
このような手法は、民主主義の「最大の恥部」に触れる極めて危険な行為だと言える。
実際にその手法を最大限に駆使し、民主主義を崩壊させたのがヒトラーであった。
1920年代、大量の失業者を抱えるドイツでは国民への給付問題が大テーマとなっていた。
『ヒトラー率いるナチス党は、この状況を利用して、政権を取れば年金支給額や失業保険額を大幅に増やすと訴えたのである』。
もちろん、その財源について細部まで詰められていたわけではない。
だが、これを大衆は熱狂的に支持した。ナチス党は年金問題が争点となった1930年代の総選挙で107議席を獲得し、一躍、国家的な大政党にのし上がった。
ヒトラーは一貫して「人間の恥部」を衝き、人間を盲目にさせるスローガンによってドイツ国民を牛耳った。
『最大の「人間の恥部」として、金銭への強欲を煽り立て』、選挙で「年金問題」をもちだし大衆を刺激することで、広範な国民的支持を取り付けた。