09/09/16 08:04:22.47 t8S3W7gP BE:1830780678-PLT(12000) ポイント特典
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トトロの家公園に
2月に全焼宮崎駿監督デザインで復活
深い緑に囲まれて「トトロの家」として親しまれ、今年2月に不審火で全焼した杉並区内の民家の跡地が、
宮崎駿監督のデザインで公園に生まれ変わることになった。庭の木々はそのままに、焼け残った赤い屋根瓦は
トイレに使われ、かつての面影が受け継がれる。この家に35年ほど暮らしていた近藤英さん(85)は、
「まるで奇跡のよう。たくさんの人に親しまれる公園になってほしい」と話している。
「トトロの家」は阿佐谷北の住宅街にあった。赤い屋根瓦と白い木の窓枠のハイカラな平屋建てで、
1930年頃、近藤さんの親族が建てたという。庭にはキンモクセイやバラ、モクレンなど50種類もの
草木が生い茂り、宮崎監督は著書「トトロの住む家」で「輝くばかりのみどりの庭」と紹介した。
2007年夏、近藤さんは高齢などのため隣の実家に移らなければならなくなった。近藤さんが宮崎監督を訪ね、
これまでのお礼をしたところ、監督は「あの素晴らしい家に30年以上も住めて、幸せだったんじゃないでしょうか」
と気遣ってくれたという。
近藤さんの元には、「家を建て直すなら、寄付をしたい」という声や励ましの電話、ファクスが寄せられた。
区へも宮崎監督から、公園のデザインについて協力の申し出があり、改めて家の跡を公園にすることになった。
区によると、7月に仕上がったデザインには、緑の豊かな公園が描かれていた。区は家があった場所に
防災倉庫を兼ねたトイレを建てる計画で、在りし日の「トトロの家」の雰囲気が受け継がれる。
2010年度中の完成を目指すという。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
公園の整備予定地で「奇跡」と感慨深げに話す近藤さん
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