09/09/15 08:44:43.47 Tz+b5hR3 BE:1122458055-BRZ(10010) ポイント特典
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まず360で作る、というのは、とてもメーカーにとっては作り易かったりする。自分の作ったゲームの話だが、マイクロソフトと360独占
契約(他ハードで1年出さない等)すると、開発資金を結構くれる。サポートも早く充実している。SCEはあんまりお金を(全くかも)出して
くれない。サポートも混乱気味で頼りない(私のいた当時は)。
加えて360は開発しやすい。その分コストが安くなる。だからまず360で出すことになる(低コストで開発)。でも360では売れない
(コスト回収できない)。PS3に移植して出したい(元があるので低コストで出せる)。するとソニーから「360版と同じは認めません。追加
要素を結構入れるように」と言われる。追加要素が無ければ審査は通らないのだ。テイルズがどうなのか知らないが、私の作った
360からPS3への移植作ではそうだった。
「追加要素は入れなくてはならない」それは、ちょっとやそっとの追加や変更では認められない。さらに、こういうモノを入れてくれ、と
SCEから要望があったりする。(強制ではないが)
なので私たちは1年かけて移植+追加をした。「どうせやるなら、少しでも良い物にするために、とことんやろう!」というみんなの熱い
意志で、一年の間にゲームのボリュームが倍になる程、追加要素を入れた。
(中略)
確かに、私がPS3版を作った時に「これを360版の人にも遊んでもらいたい」という話はあった。素人考えだと、ダウンロードコンテンツで
アップデートできるようにすれば良いのでは?と考えてしまうだろう。
しかし、360とPS3では似た画面でも、違う処理、プログラムで動いているし、メモリもCPUの使い方も違う。それら全てを見直してアップ
デート版を作るのは、さらに一年かかる作業になる。どうせ一年かけるなら、追加要素も入れたくなるでしょう。全く同じでも不満が出るし、
そもそも売れない。現実的ではないのだ。(ただ、現在はミドルウェアの進歩によって、PS3⇔360の移植は簡単になっていると思われる
ので、アップデート版は可能なのかもしれない。)
追加要素の満載。それは、ヴェスペリアスタッフが頑張った結果だと思う。スタッフは、まさか謝罪しろと言われるとは、夢にも思わなかった
のではないだろうか。
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